各地イベントのお知らせ 2020.12.29

令和2年兵庫県連合会錬成会記

令和2年兵庫県連合会錬成会記

秋晴れの紅葉美しい11月8日、尼崎市中小企業センターに於いて、令和2年兵庫県連合会錬成会を開催致しました。

長年にわたりご厚情とご指導を頂きました岩瀬明石前会長のご退任後、新体制になり初のイベントとなる錬成会。

本部に講師派遣の相談をさせて頂いた後、会員からの希望で千田篁甫先生にご連絡させて頂き、コロナ禍の状況を考えてリモートでご指導頂くこととなりました。

また会場はマスク着用、検温、換気、消毒等の対策の元、会員、準会員合わせて19名の参加となりました。


千田先生より事前にお送り頂いたお手本を展示させて頂き、それを拝見しながら参加者一同、錬成し、書き上げた作品を写真撮影して千田先生に送付、その写真に千田先生が朱墨で添削、写真で送り返して下さるというリモート写真添削を試みました。其々添削内容を見て再び錬成を重ね、午後2時に錬成終了。

午後3時からはいよいよ携帯電話のスピーカーにマイクを通して参加者全員が千田先生のお話を伺う時間となり、会場の盛り上がりもピークになりました。一人ずつ名前を呼んで丁寧な講評を賜り、其々ご挨拶と共に少しずつでしたが会話を交わして今後の励みとなりました。

講評では「筆を柔らかく持って握りしめないこと」など熱心にご指導頂き、電話講評の最後は参加者一同の大きな拍手となりました。


千田先生には長時間にも拘わらず会員、準会員の書技を高めるために色々とご尽力頂き大変感謝しております。

初めてのリモート添削でどうなるか心配しましたが「とにかくやってみましょう、やってみて何か一つでも得られたらいいじゃないですか。例えば運筆が速いとか全体が重いとか、そんな事一つでも気が付いたらいいですよね」との力強いお言葉を頂き、一同前向きに開催準備を進めてきました。

次回もまた開催してほしいとの要望もあり、初のリモート添削錬成会は、お陰様でとても充実した内容となりました。

最後に頂いたお手本と全紙作品を抽選の上、頂戴し、今日の良き思い出とさせて頂きました。


末筆になりましたが、ご尽力頂きました千田先生はじめ全ての方々に御礼申し上げますと共に、文化書道学会の益々のご発展と全国誌友の皆様方のご健筆をお祈り申し上げ、錬成会のご報告とさせて頂きます。
(福谷華紅記)

大賞

準大賞

努力賞

準努力賞

奨励賞

準奨励賞

代々木文化学園賞

文化書道学会賞

審査員特別賞

団体賞