展示会後記

「第３３回田川書道教室展記」

西日本豪雨により被災されました誌友の皆様に心よりお見舞い申し上げます。佐世保も５０年ぶりに豪雨警報が出され心配されましたが、被害もなく、岡山、広島、愛媛の方々を思う時、涙を隠しえません。今年の暑さは格別で日々、熱中症との闘いの中、７月１３～１５日の３日間、第３３回田川書道教室展を開催しました。

一般の部の条幅は、作品制作の上で苦労が多かったようですが、努力して一生懸命に仕上げ、昨年よりもレベルアップしました。学童の部の条幅は毎年評判で、元気よく力強い筆遣いに足を止められる来場者も多く、感嘆の声とお褒めの言葉を頂きました。そのほかハガキ大の額や茶掛、半紙、硬筆、ペン字等、２５０点余りの作品を展示しました。

また佐世保市長様ご夫妻をはじめ市議会議員の諸先生方のご批評を仰ぎ、市長様にはご自身のフェイスブックに、市長賞を受賞した作品を掲載して頂きました。受賞者は大変喜んで励みになったことと思います。

毎年、地元のテレビ局が取材に訪れ、子供達は緊張しながらもトロフィーの大きさに一喜一憂し、来年はもっと大きなトロフィーをと心に誓っておりました。

私の座右の銘であります「継続は力なり」をモットーに、また明日より努力精進してまいります。来年は教室開塾５０年を迎えます。地元の皆様のご支援と生徒の皆様のご協力により今回も無事、盛会に終了することができましたことに感謝申し上げると共に、暑い中、遠路よりご観覧を賜りました皆様に御礼申し上げます。

最後になりましたが、代々木文化学園様からのご祝電にいつも感謝し、益々のご発展を心から祈念致しまして書道展のご報告とさせて頂きます。

（田川湖舟記）