全国誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます
県内誌友の方で当連合会へ入会していない方も是非ご来観下さい
なお今年度は会場が変更されています
第47回文化書道埼玉連合会展
●会期
2018年7月20日(金)~22日(日)
●開催時間
午前9時~午後5時
*最終日終了時刻は午後3時まで
●開催場所
埼玉会館 展示室第1から第3まで
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道埼玉県連合会
●連絡先
伊藤 美芳 (048-722-7267)
展示会後記
「第47回文化書道埼玉県連合会展記」
今年は各地で猛暑が続く中、7月20日から22日まで埼玉会館に於いて、第47回文化書道埼玉県連合会展が開催されました。
会場には初代会長西脇呉石先生の御遺墨をはじめ評議員、本部審査員の先生方の格調高い作品を中心に会員の作品51点、公募作品20点、篆刻9点、学童の作品249点が整然と展示されました。
会期中は近隣連合会の多くの諸先生方が駆けつけて下さり誠にありがとうございました。中には「漢字作品の間に仮名作品が多く見られて、とてもいいですね」と褒めて下さる先生もいらっしゃいました。また、梁取華渉先生が描かれた「童謡どじょっこふなっこ」の今にも動き出しそうな金魚やめだか、どじょうの絵に「かわいらしい」と微笑んで立ち止まる親子連れの姿も多く見られました。
会員作品が展示された奥のスペースには埼玉県連合会四代会長の渡辺晧舟先生の御遺墨1点と前会長、松岡香月先生の南画8点が展示され、とても存在感のある一角となっていました。詳しいお話を伺うと、昔、秩父の錬成会で松岡先生が詠まれた一句を、渡辺先生が昼顔の絵と共に書き、作品にされて、後に松岡先生に贈られたそうです。その作品を見て松岡先生が描かれた南画「昼顔」もそこに展示されていました。とても心に残るエピソードと共に、渡辺先生、松岡先生の品のある、生命力に溢れた作品は印象的でした。
最終日には表彰式が行われ、学童の受賞者は、緊張した表情を浮かべながらも嬉しそうに賞状と記念品の楯を受け取っていました。県知事賞を受賞した橋本萌恵さんが、学童の部を代表して謝辞を読み上げ、その後、上位入賞者による席上揮毫が行われ、今回の展覧会は無事終了しました。
最後になりましたが、多大なご支援を頂きました文化書道学会、本部諸先生方並びにご協力下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。
(橋本梅恵記)