石川県連合会主催の社会教育書道展を下記の通り、評議員の加藤紫邑先生をお迎えして開催致します。
全国の会員、誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます。
第38回石川県連合会書道展
●会期
2018年9月21日(金)~23日(日)
●開催時間
午前10時~午後4時
●開催場所
住所:石川県小松市土居原町710
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道石川県連合会
●連絡先
道下 祥雲 (0761-44-5044)
展示会後記
「第三十八回石川県連合会書道展記」
今年は七月に西日本を襲った豪雨、北海道での地震、相次ぐ「これまでに経験したことがない」台風など、自然災害の多い年となりました。被災地の会員並びに誌友の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
ようやく秋の気配が感じられるようになった九月二十一日から二十三日にかけての三日間、石川県こまつ芸術劇場うららに於いて、第三十八回文化書道社会教育書道展が、評議員の加藤紫邑先生にご臨席賜り開催されました。
会場には初代会長西脇呉石先生をはじめ歴代会長の御遺墨を中心に、本部審査員の諸先生方の玉作を掲げさせて頂きました。
展示場には学童の入賞作品をはじめ会員の半截、茶掛、色紙、扁額等の作品が展示されました。書道展開催中は文化書道に興味を持たれた方や地域の親子連れ、御夫婦の方々から、中には孫の作品が見たくて来ましたという祖父母の方まで来場下さり、皆さん熱心に作品を鑑賞していました。
加藤紫邑先生には各作品についてご講評、ご指導を頂きました。また会員や一般の来場者が見守る中での席上揮毫では、書き終えるたびに会場は溜息と拍手まじりの歓声に包まれました。
恒例の懇親会は粟津温泉のホテルにて開催され、加藤先生を囲み、会員の皆さんと和やかで楽しい時を過ごしました。
翌日の学童上位入賞者の表彰式では、賞状授与の後、石川県知事賞に輝いた中学二年生の山本伶美さんが、文化書道を続けて来たことに喜びを感じていることや師への感謝の言葉を述べました。学童の皆さんが書に対し夢や意欲を持ち続け励んでいる姿はとても清々しく感じられました。続いて文化書道学会、代々木文化学園、文化書道全国連盟からの祝電が披露され、式は終了しました。
このたびの書道展開催にあたり遠路よりご臨席下さいました加藤紫邑先生はもとより、ご支援賜りました文化書道学会、代々木文化学園並びに文化書道全国連盟に感謝申し上げますと共に益々のご発展をお祈り申し上げます。
最後になりましたが全国誌友の皆様のご健勝をお祈りし、書道展のご報告とさせて頂きます。
(市嶋舟絢記)