展示会後記

第36回文化書道近畿連合会展記

気持ちのよい秋風が感じられる10月17日、18日の2日間、前回に続いて京都文化博物館に於いて、第36回文化書道近畿連合会展が開催されました。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場では検温、手指消毒、マスクの着用など感染防止対策を徹底しながらの開催となりました。

会場には初代会長西脇呉石先生の作品をはじめ会員、準会員、高校生、学童の作品が250畳のゆったりとした和室に多数展示されました。
来場者は約470名を数え、大勢の学童、保護者、一般の方々が一つ一つの作品をゆっくりと鑑賞されていました。

今回も本部審査員の諸先生方のご臨席を賜り、18日午後1時より学童および高校生の表彰式、午後二時半より一般の表彰式が行われました。坂本峰雲会長の挨拶で始まり、全国連盟理事長の堀華影先生より御祝辞を頂きました。また表彰式の最後には、来賓の先生方に当日サプライズで選んで頂いた特別賞の発表があり、名前を呼ばれた方々は二重の喜びに包まれていました。

その後、京都ブライトンホテルにて食事会が開催され、和やかに親交を深めました。

末筆になりましたが、書道展をご支援下さいました代々木文化学園、文化書道学会、文化書道全国連盟並びにご臨席頂きました諸先生方に厚く御礼申し上げます。そして文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝を祈念致しまして書道展の報告とさせて頂きます。
山岸翠江記