石川県連合会主催の社会教育書道展を下記の通り開催致します。
全国の会員、誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます。
尚県内誌友で当連合会へ入会していない方は是非ご覧の上ご入会下さい。
「第40回石川県連合会書道展」
●会期
2023年9月29日(金)~10月1日(日)
●開催時間
午前9時~午後5時
但し最終日は午後4時まで
●開催場所
小松市民ギャラリールフレ
住所:石川県小松市丸の内公園町19番地(芦城公園内小松市立博物館1階)
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道石川県連合会
●連絡先
道下祥雲(0761-44-5044)
展示会後記
「第40回石川県連合会主催社会教育書道展記」
小松市では8月に気温が観測史上最高の40度に達し、全国トップとなった日が話題となりました。
その後も猛暑日が続き、ようやく秋風の心地よい涼しさを感じられるようになってきました。
この爽やかな秋のもと、9月29日から10月1日まで小松市民ギャラリールフレにて第40回石川県連合会主催の社会教育書道展を無事に開催することが出来ました。
令和3年9月に予定されていた第39回書道展がコロナ感染拡大のため、小松市から中止を促されていたことにより、幻の書道展となっておりました。
今回は幻となった未発表作品と新たな作品、そして本部諸先生方からの作品展示となりました。
小学2年生から93歳までと幅広い年齢層の会員による作品が会場を盛り上げました。
小・中学生の伸びのある力強い字は目を見張るものがあり、特に令和5年度の公募展で特選入賞した中学2年生の堀木貴裕さんの作品は圧巻で、殆どの来場者が足を止めて見入っていました。
また93歳とは思えない程の迫力ある作品を前に、久しぶりに再会した会員同士「私達も負けてられないね。まだまだ頑張らなくちゃ」と励まし合いました。
様々な作品を見て、そして語り合うことが出来、とても有意義な時間となり、良い刺激となりました。
最終日の表彰式はインフルエンザ、コロナ感染が拡大しているために式は行わず、会長の道下祥雲先生から賞状と楯を来館した順に子供達に手渡すこととなりました。
受賞した子供達とご両親、兄弟姉妹など大勢の参観者があり、にぎやかな雰囲気に包まれました。
受け取った楯の箱を興味津々、小さな弟が必死に奪い取り、開けようともがく姿を冷静に見つめる姉と、なだめるご両親を見て、微笑ましく感じる場面もありました。
また「字を習って、書くことが楽しい」と純粋なまなざしで答えてくれた姉妹も印象的でした。
最後になりましたが、今回の書道展の開催にご支援を賜りました代々木文化学園、文化書道学会、各連合会の益々のご発展をお祈りし、書道展の報告とさせて頂きます。
米澤峰石記