第43回文化書道奈良県万葉連合会展を下記の通り開催致します。
全国誌友の皆様のご来館をお待ちいたしております。
「第43回文化書道奈良県万葉連合会展」
●会期
2023年5月27日(土)~28日(日)
●開催時間
5月27日(土)午前10時~午後5時
5月28日(日)午前10時~午後3時30分
●開催場所
奈良市美術館
住所:奈良県奈良市二条大路南1丁目3番1号 ミ・ナーラ 5階
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道奈良県万葉連合会
●連絡先
内田 静峰(0745-73-0140)
展示会後記
「第43回文化書道奈良県万葉連合会展に寄せて」
風薫る5月27、28日、奈良市美術館において第43回文化書道奈良県万葉連合会展を開催しました。
会場には本部審査員の先生方の作品をはじめ会員、一般、青年、学童の作品あわせて約500点が展示され、広い会場を埋め尽くしました。
また、たくさんの人の来場があり、活気に満ちた2日間でした。
初日に展示会場内で表彰式が行われ、上位入賞者の賞状および賞品授与がありました。
続いて内田静峰会長より「コロナも弱まり今年はこのように書道展を開催することができました。子供たちのお稽古事も多様になり、書道人口が減少しています。書くことは一生ついて回り筆を持つことで集中力、充実感、達成感が味わえます。どうかお稽古を続けて下さい」と挨拶され、この三月に小学校を卒業した生徒の卒業文集から「僕の将来の夢は書道教室の先生です。僕は上手に書ける方法を教えるだけでなく面白さを伝え、書道を楽しめるようにもしたい。これからも書道を極めていきたいです」との文の一部を紹介され「このような学童が一人でも増えることを願っております」と話されました。
最近の新聞に「チャットGPT、子供に使わせるべき?」という記事が掲載され「わが子をチャットGPTが使いこなせる大人にするためには、小さい頃はサルとして育てる必要があると思う(中略)。鉛筆を使う。消しゴムを使う。物差しをしっかり押さえて線を引く。こうした原始的な体験を積むことが大事」とありました。
つまり筆を持つ学習が子供の将来の基礎となると私は感じました。
最後になりましたが文化書道学会、各連合会の益々の発展をお祈りし、書道展の報告とさせて頂きます。
長尾翠瑤記