標記書道展を本部講師並びに近隣各連合会諸先生をお迎えして左記の通り開催致します。
近隣、県内誌友の皆様のご来臨をお待ち申し上げます。
千葉県連合会では本部講師のご指導を受けて毎月勉強会を開催。
誌友の皆様これを機に一緒に勉強しませんか。
お待ちしております。
「第47回文化書道千葉県連合会公募展覧会」
●会期
2021年11月2日(火)~7日(日)
●開催時間
午前9時~午後4時30分
●開催場所
千葉県立美術館
第5展示室
住所:千葉市中央区中央港1-10-1
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道千葉県連合会
●連絡先
森崎 荘石(047-334-9155)
展示会後記
「第47回文化書道千葉県連合会公募展覧会開催記」
第47回文化書道千葉県連合会公募展覧会を11月2日から7日までの1週間、千葉県立美術館にて開催致しました。
前回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、予定していた開催を断念しました。
今回の行事予定を決める際に、2年連続の中止は、頑張って書に取り組んでおられる方々の発表の場を無くすことになること、学童の皆さんの継続性が損なわれる恐れがあること、また11月頃にはワクチン接種の効果が表れていることを期待して、開催しようと決心しました。
学童の出品者は例年の半分以下となりましたが、作品は力作が多く、例年に劣らぬものでした。
展覧会準備は、高齢化が進む会員に加えて会員の子弟、生徒さんのご父兄の協力で、学童と成人の作品を展示しました。千葉県立美術館の広い第5展示場を森崎荘石事務局長の展示要領の工夫で、例年に劣らぬ展示になりました。
展示会場の正面に西脇呉石先生をはじめ歴代会長の御遺墨、本部審査員の先生方の玉作を展示させて頂き、続いて会員、公募作品、学童の方々の日頃の錬成の成果を展示しました。
公募の部では、千字文を草書で条幅に書かれた飯野香峰さんの作品に来場者の方々の賛辞が送られていました。それぞれ思いのこもった作品ばかりでした。
授賞式はコロナ感染予防の為に美術館の講堂の利用者が80名弱に制限される中、制限の限度いっぱいに受賞者やご父兄の方々が出席して下さり、主催者としては安堵しました。
県知事賞を受賞した中学3年生の山村杏月さん、教育長賞を受賞した中学2年生の高山心葉さん、美術館賞を受賞した中学1年生の安部己侑さん他、上位成績者7名による席書きでは、来場されたご父兄や兄弟姉妹の方々から思わず感嘆の声が上がるほど見事な出来栄えで、今回も受賞作品に負けない素晴らしい作品を書き上げました。
例年は本部の先生方や近隣連合会の皆様にご来場頂き、作品についてのご批正を頂いたり、親睦を深めさせて頂く等、有意義な時を過ごすのですが、それが出来なかったことが誠に残念でした。
ともあれコロナ禍で様々な制約がある中、皆さんのご協力のお陰で無事、公募展覧会が開催出来ましたことに感謝申し上げますと共に、平素当たり前と思っていたことがこんなに有難いことであることに気づかされた展覧会でした。
次回はコロナも落ち着いて盛会裏に開催出来ることを祈っております。(古賀城石記)