近隣連合会の諸先生方をお迎えして下記の通り書道展を開催致します。
皆様に安心してご来観をいただけるよう取り組んでおります。
皆様のご来場をお待ち申し上げます。
「第47回文化書道兵庫県連合会社会教育書道展」
●会期
2022年10月01日(土)~02日(日)
●開催時間
午前10時~午後5時
但し2日(日)は午後4時まで
●開催場所
尼崎市総合文化センター
5階会場
住所:兵庫県尼崎市昭和通り2-7-16
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道兵庫県連合会
●連絡先
小山 景波(06-6473-3782)
展示会後記
酷暑の夏も過ぎた秋晴れの空の下、10月1日、2日の2日間、当連合会はコロナ感染対策を徹底の上、尼崎市総合文化センターにて第47回兵庫県連合会社会教育書道展を開催致しました。
会場の入口から西脇呉石先生、西脇雲石先生、西脇韻石先生をはじめ本部審査員の諸先生方の格調高い文化書風の作品を展示させて頂きました。
今年は展示のレイアウトを一新し、会員の全紙または聯落の大作の前のスペースを大きく取ることで作品全体を鑑賞しやすく致しました。
また学童の小作品コーナーを特設し、教場ごとに趣向を凝らし、色とりどりの作品が会場を華やかにしました。
2日目の午後1時より学童の表彰式が執り行われ、コロナ禍のため受賞者の人数を制限し、会場には26名の学童が緊張と少し誇らしげな表情で晴れの授賞式を迎えることができました。
式典の挨拶で小山景波会長から、生徒さんが海外留学をされた時のお話がとても印象深かったです。
留学先に持参した筆と硯で書道のパフォーマンスをした時に、あれよあれよと周りに人が集まってきたそうです。
日本にいるとその価値に気づきにくい日本文化。
まして毎週当たり前のようにお稽古に通っている書道に、海外の方がこんなに関心を持って下さることに感激されたそうです。
少子化にお稽古事の多様化と書道人口の減少が懸念されておりますが、私共この道を受け継いだ責任と日本文化である書道の向上と発展を改めて考えさせられました。
学童に続き午後2時半より一般の部の表彰式が行われ、29名の受賞者が参列致しました。そのうち7名は小作品賞というサイズ規格のない自由作品で、出展数62点の中から選ばれた作品です。
小作品賞一席は千字文の一部を聯落に臨書した圧巻の作品が選ばれました。受賞者は千字文を書きたいとの一心で教室の門を叩かれたそうです。
作品の様々な思いを伺うことで、たいへん感慨深く作品を鑑賞することができました。
コロナ禍でなかなかお稽古もままならない中、こうして書道展を開催できましたこと、文化書道学会、文化書道全国連盟ならびにご臨席下さいました諸先生方に心より御礼申し上げます。
最後になりましたが文化書道学会の益々のご発展を祈念致しまして書道展の報告とさせて頂きます。
古谷芦少記