本部審査員、講師及び近隣連合会の諸先生方をお迎えして下記の通り書道展を開催致します。
尚、県内の誌友の方も公募ですので、ご出品・ご入会をお願い申し上げます。
「第52回文化書道埼玉県連合会展」
●会期
2024年9月6日(金)~8日(日)
●開催時間
9月6日(金)午後1時~午後5時
9月7日(土)午前9時~午後5時
9月8日(日)午前9時~午後3時
*表彰式を9月8日(日)午後1時半より開催
●開催場所
埼玉会館
『第1・3展示室』、ロビー
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
文化書道埼玉県連合会
●連絡先
梁取華渉(04-2948-9832)
展示会後記
「第52回埼玉県連合会展記」
厳しい残暑の続く中、関係者各位のご協力により9月6日から8日まで埼玉会館において第52回埼玉県連合会展が開催されました。
会場には初代会長西脇呉石先生、二代会長西脇雲石先生、三代会長西脇韻石先生の御遺墨をはじめ評議員、本部審査員の先生方の格調高い玉作を中心に会員及び準会員の趣向を凝らした漢字、仮名作品30点余り、そして学童の力強い作品144点が整然と展示されました。
会場ロビーの壁面には簾を利用した色紙掛け、季節の絵や歌を書いた色紙等の作品、ピンクの紙に白文字で書いた作品等、工夫を凝らした作品が飾られ彩りを添えてくれました。
3日間の会期中は本部審査員の先生方、埼玉近郊の連合会の先生方をはじめ沢山の方が来場され、会場は賑わっていました。
学童作品の前では子供たちやご父兄の方々が和気藹々と話をしたり、写真を撮ったり楽しい一時を過ごしていました。
最終日は評議員の小野春水先生はじめ来賓の方をお迎えし、表彰式が行われました。
埼玉県連合会会長の梁取華渉先生から、ある外国人の女性の話の紹介がありました。
その外国人の女性は日本のひらがなが大好きで、ひらがなの曲線の美しさ、ひらがなに優しさを感じると話をされたそうで、梁取先生はその言葉に感銘を受けたそうです。
「また是非、美術展や博物館に行って、目で見て心で感じて頂き、その事は作品を書くことに活かされます」とお話をされました。
続いて評議員の小野春水先生から「審査させて頂いた会場の皆さんの作品はとても生き生きとしていて、特に"埼玉の偉人"の文字が目に入ってきて郷土が身近に感じられたこと、また一筆一筆、一点一画を大事にしてもらい、大人になっても書の良さを感じてもらいたい」とのお話がありました。
その後、20賞の受賞者及び特選受賞者に賞状が授与され、知事賞を授与された山口優華さんが、心のこもった喜び溢れる謝辞を読み上げ、表彰式は終了となりました。
表彰式の後には席上揮毫が行われました。
受賞した子供たちは思い思いに筆を動かして展示された作品以上の立派な作品を完成していました。
その作品を誇らしげに堂々と掲げた子供たちの姿を、ご父兄の方々が写真や動画に収める姿が印象的でした。
今年は「埼玉県芸術文化祭2024地域文化事業」として開催されました。
埼玉県連合会が埼玉県の芸術文化活動に貢献できることを嬉しく思います。
末筆になりましたが、ご支援賜りました文化書道学会、代々木文化学園、近隣の連合会の諸先生方、その他多くの関係者の皆様に御礼申し上げますと共に、文化書道学会の益々のご発展を心からお祈り申し上げ、埼玉県連合会展の報告とさせて頂きます。
眞山瑞惠記
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