第67回文化書道関西連盟関西展記
大阪御堂筋の街路樹も色づき始めた11月17日、第67回文化書道関西連盟関西展が御堂会館において開催されました。
会場には初代会長の西脇呉石先生の御遺墨をはじめ本部審査員の先生方の作品を多数展示させて頂き、目の前で拝見できたことは大変勉強になりました。
今回の書道展では会員、準会員、学生、学童の作品のほか、南画、小作品など280点の作品が展示されました。
この日の出品に向けて、それぞれが現在持っている力を発揮し、作り上げた作品はどれも見応えがあるものでした。
学生の方々は学業の忙しい中、半截に挑戦され、益々上達されていくのではないでしょうか。
また学童の作品では、家族で来場され、自分の書いた作品について説明していたり、写真を撮ったりと、作品を中心に会話が生まれることはとても良いことだと感じました。
更に幼児の作品もあり、微笑ましくもありました。
その他、中学生の作品は行書と決まっておりましたので、少し難しいですが一生懸命取り組んだ跡が書に表れておりました。
小作品はかなの作品が多く、和やかな空間となり、来場者の方々も楽しんでおられました。
午後からの表彰式には、浪速連合会会長の奥田雅石先生より御祝辞を頂き、改めて書のすばらしさを実感致しました。
表彰式は長時間となりましたが、厳かに進み、最後に大阪府知事賞を受賞された一般の部の山本佳香さん、学童の部の辻はるかさんが謝辞を述べ、式典は終了致しました。
最後に文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げまして関西展のご報告とさせて頂きます。
和田秀華記
上記の書道展記は、月刊誌「文化書道」からの抜粋になります。
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