各地イベントのお知らせ 2019.06.07

第48回文化書道埼玉県連合会展のお知らせ

本部審査員、講師及び近隣連合会の諸先生方をお迎えして下記の通り書道展を開催いたします。

全国誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます。

尚、県内誌友の方も公募ですので、ご出品・ご入会をお願い申し上げます。

「第48回文化書道埼玉県連合会展」

●会期

2019年7月19日(金)~21日(日)

●開催時間

午前9時~午後5時
但し最終日(7月21日)は午後3時まで

●その他

表彰式を7月21日(日)午後1時半より行い、その後は同会場に於いて特別賞受賞者による席上揮毫を行います

●開催場所

埼玉会館

地下2階 『第1~第3展示室』

住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4

会場までの地図はコチラをご覧ください

●主催

文化書道埼玉県連合会

●連絡先

伊藤美芳(048-722-7267)

大賞

準大賞

努力賞

準努力賞

奨励賞

準奨励賞

代々木文化学園賞

文化書道学会賞

審査員特別賞

団体賞

展示会後記

「公募48回文化書道埼玉連合会展記」

去る令和元年7月19日から21日まで埼玉会館において第48回埼玉連合会展が開催されました。


会場には初代会長西脇呉石先生、二代会長西脇雲石先生、三代会長西脇韻石先生の御遺墨をはじめ評議員、本部審査員の先生方の格調高い玉作を中心に会員及び準会員の趣向を凝らした漢字、仮名、篆刻作品54点、半紙作品3点、そして学童の力強い作品213点が整然と展示されました。

中でも御年94才の竹内紫澄さんの仮名作品は、竹内さんの人柄そのままの素適な作品で、ご高齢でも書に携わり、頑張っていらっしゃる姿に、来場者の方々は元気を貰っているようでした。また、会場は夏休みとあって親子連れも多く、我が子の作品の前で記念写真を撮る姿や、作品に貼ってある賞に喜んでいる姿など微笑ましい光景も見られました。


3日目の最終日は評議員の久保田溪岳先生、小野春水先生、本部審査員の雨宮紫洸先生をお迎えして表彰式が行われました。埼玉県連合会会長の伊藤美芳先生からは受賞者の方へのお祝いの言葉と、「基本をしっかり勉強しましょう」とのお話がありました。


続いて久保田溪岳先生からは「昔から"心正則筆正"と言われています。正しい姿勢で心を落ち着かせて書くと穏やかな良い字になります。上位20賞は字形、余白、名前の位置などを総合的に判断して選びました。教えて下さる教室の先生、月謝を払って下さるお父さん、お母さん、筆や硯を作られている職人さんへ感謝の気持ちを持って、長く書道を続けて下さい」というお話がありました。


最後に小野春水先生は「今年は初代会長西脇呉石先生の生誕140年の年で、福井県で展覧会が開催されているので、夏休みを利用して観に行って下さい」と話されました。
その後、祝電が披露され、一人一人に賞状とトロフィー、盾が授与されました。そして表彰式の最後に知事賞を受賞した中島宙愛さんが学童の部を代表して心のこもった謝辞を読み上げ、式は滞りなく終了しました。


続いて学童の上位入賞者による席上揮毫が行われました。子供達は緊張しながらも立派に書き上げ、出来上がった作品を持って整列すると会場から一斉に拍手が沸き起こりました。この体験を自信に繋げて一段と成長される事を願っております。


末筆になりましたが、審査頂きました久保田先生をはじめ、遠路ご来臨下さいました本部の先生方、近隣連合会の諸先生方には、この紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。併せて文化書道学会、代々木文化学園の益々のご発展を祈念しまして書道展のご報告とさせて頂きます。
(真山瑞恵記)