平成29年に惜しくもご逝去なさいました宮川桂州先生の御遺墨を展示する事となりました。
所蔵の200点余の中から50点を厳選し展示致します。
また文化書道沖縄県同好会として活躍している先生方の作品も併せて展示致します。
全国誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます。
「宮川桂州遺作展~文化書道沖縄県同好会とともに~」
●会期
2023年1月27日(金)~29日(日)
●開催時間
1月27日(金)午前9時30分~午後7時
1月28日(土)~1月29日(日)午前9時30分~午後5時
●開催場所
浦添市美術館
住所:沖縄県浦添市仲間 1丁目9番2号
会場までの地図はコチラをご覧ください
●主催
宮川和久
長年に渡り沖縄で文化書道にご尽力なさいました宮川桂州先生のご子息様になります
●連絡先
090-8290-8810
宮川桂州遺作展記
沖縄ではひと足早くカンヒザクラが開花し始める中、1月27日から29日までの3日間、宮川桂州遺作展を開催致しました。
宮川桂州先生は文化書道沖縄県連合会の会長として20年余り務めてまいりましたが5年前に他界され、先生の作品が数多くあることを記憶していた私は、先生の御子息に遺作展の話を勧めました。
その想いが伝わり、御子息を中心に約2年前から遺作展の準備に取り組んでまいりました。
先生の数多くある作品の中から展示する作品を選択するのは極めて困難でしたが、先生の作品約60点と共に文化書道の一般会員、学童の作品合わせて約80点の作品を展示しました。
また先生の生い立ちから受賞作品、パネルに仕上げた写真等も展示し、御家族をはじめ親戚の方や友人、会員の皆様で懐かしんでいる姿も見られ有意義なひとときでもありました。
会場には西脇雲石先生の御遺墨も展示され会場は輝くばかりでした。
会場に足を運んで下さった一般の方から「この書を習いたい」というお言葉も頂き大変光栄でございました。これからも呉石流文化書道を広く伝えてまいりたいと思います。
末筆ではございますが、宮川桂州遺作展の開催案内を文化書道学会のホームページに掲載されたことに感謝申し上げますと共に、文化書道学会の益々の御発展と誌友の皆様の御健勝をお祈り申し上げ、宮川桂州遺作展の御報告とさせて頂きます。
新垣春月記