支部通信の書き始めに「世界中がコロナ禍の中」と記してからようやく3年目の昨年11月6日、ロサンゼルスのトーランス市にあるミヤコハイブリッドホテルで五十周年文化書道米国連合会昼餐会&展示会を開催することができました。
48周年と49周年は誌上展示会という新たな試みとして、会員の皆さんの日頃の研鑽を発表できる機会を作りましたが、やはり皆さんと直接会って情報を交換できる展示会はとても大切な機会となりました。
48周年から引き続きロサンゼルスのベニス書道会の会員の方々の作品も展示でき、米国連合会の会員の作品と一緒に半紙の部を「青年の部」と「大人の部」に分け表彰式を行いました。
「青年の部」では梅本修明さんが金賞、山本希菜さんと山見台珍さんが銀賞、梅本野夏さん、大国ふゆさんが銅賞を受賞しました。
「大人の部」では中平宏子さんが金賞、小船由佳里さんが銀賞、菅沼美穂さんと梅本ここなさんが銅賞を受賞しました。
午前中に行われた昼餐会では、岩倉美石会長の挨拶で、展示会の再開を喜び「是非展示された書をじっくり見て、今後の書道の糧にしてほしい」と会員への激励の言葉があり、続いて梁重石理事長と来賓の方から挨拶を頂きました。
また、書道に通じている方は他のことにも日々研鑽をしていて、米国書道連合会の会員の中で詩吟をこよなく愛している方が多く、岩倉会長始め四名の会員が「祝賀の詩」を吟じて下さいました。
他の会員はバイオリン演奏で日本童謡メドレーを10曲ほど弾いて下さり、最後の曲、復興支援ソングの「花は咲く」を皆で一緒に歌うことができ、とても楽しい昼餐会となりました。
コロナ禍にも関わらず参加して下さった皆様、関係スタッフの献身的な尽力のお陰で開催まで漕ぎつけたこと、無事に昼餐会と展示会を終えたことに感謝の念でいっぱいです。
末筆で失礼ながら、文化書道学会の益々のご発展と皆様のご健勝とコロナの早い終息を祈念し50周記念昼餐会&展示会の報告とさせて頂きます。
大澤悦子記
大賞
準大賞
努力賞
準努力賞
奨励賞
準奨励賞
代々木文化学園賞
文化書道学会賞
審査員特別賞
団体賞