立春を過ぎた2月12日、本部審査員の雨宮紫洸先生をお招きし、3年ぶりに横浜市のフォーラム南太田にて錬成会を開催致しました。
午前十時、小柴鳳千会長の挨拶の後、参加者一九名で錬成会がスタートしました。
事前に出されていた漢字条幅課題(林和靖、七言対句)について雨宮先生が資料を用意して下さり、この課題は呉石先生が80歳を迎えた昭和33年の競書課題であり、書体を変えて色紙等にも書かれていることを知りました。
錬成開始間もなく、予習されてきた会員から順番に作品の添削をして頂き、普段なかなか仮名条幅に触れる機会が少ない中、1人1人に解りやすく指導して頂きました。
運筆、遅速、空間の取り方、疎密等とても勉強になりました。
午後からは月刊誌の随意課題と色紙も添削して頂き、各自お清書へと集中力を高めていきました。
限られた時間の中で作品を仕上げるのは至難の業ですが、講評の時間になり、個別にご指導頂くことでより一層精進しなければと心に強く思いました。
雨宮先生には研究会から錬成会へスケジュール変更を承諾して頂き、会員一同心より感謝申し上げます。
末筆ながら文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健筆を祈念致しまして錬成会の報告とさせて頂きます。
菊地栴水記
大賞
準大賞
努力賞
準努力賞
奨励賞
準奨励賞
代々木文化学園賞
文化書道学会賞
審査員特別賞
団体賞