寒さ厳しい日々が続く中、異例の暖かさに恵まれた2月12日、愛知県連合会では昨年に引き続き書技の向上を図る機会を増やすべく、定例研修会にて錬成会を行いました。
会場はいつも利用している愛知県女性総合センターウィルあいちですが、いつもより広い部屋でゆったりと半截を広げることができました。
午前10時に朝礼を済ませ、皆が同じ課題を書き込み始めました。
午前1時間、午後2時間の時間が与えられ、最初はそれだけの時間を集中して書くことができるかとも思いましたが、いざ書き始めると皆集中し、静かで張り詰めた空気に包まれました。
途中、指導部の先生方から、字の形や自運の場合の字の選び方、行の空き具合などのアドバイスを頂いたり、会員同士で、この時の「舞」には補空を付けた方がいいねなどの声も聞かれました。
昼食は1年ぶりに皆で弁当を頂き、コロナ禍でなかなかできなかった楽しい時間を過ごしました。
午後には、それぞれが書き上げた作品を並べ審査をして一席、二席が決まり表彰式を行いました。
同じ課題を皆で書き上げ、それぞれの良い所を見て自運で選ぶ文字の勉強になったとの感想もあり、大変良い経験で実りあるものとなりました。
山華秋会長からは「三多(多聞、多書、多見)を大切にし、一つずつ良い所を学んで持ち帰りましょう」とのお言葉を頂きました。その言葉を胸に刻み、今後とも焦らずコツコツ努力してまいります。
最後に文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健康を愛知県連合会会員一同心よりお祈り申し上げ、錬成会のご報告とさせていただきます。
三浦珠水記
大賞
準大賞
努力賞
準努力賞
奨励賞
準奨励賞
代々木文化学園賞
文化書道学会賞
審査員特別賞
団体賞