埼玉県連合会では3月12日から13日に公募文化書道展への研修旅行を行いました。
坂井清鶴先生の展示もあり、研修と親睦を兼ねて企画したものです。
京都駅に着き、その足で会場である京都市美術館別館に向かいました。
会場には埼玉県連合会会長の梁取華渉先生はじめ本部審査員の先生方の格調高い作品や歴代会長の御遺墨などが所狭しと展示され、中央には西脇呉石先生の全紙一枚半の大作「十国峠源実朝歌碑」が展示され圧巻でした。
また公募文化書道展へ出品された皆さんの見応えのある力作が壁一面に展示され、会員相互で鑑賞しあい、写真を撮って談笑したりと貴重な勉強と懇親の場となりました。
表彰式では文化書道会会長の西脇景石先生が挨拶され、その後、各受賞者に表彰状が授与され、埼玉県連合会からは坂井清鶴先生が漢字大作部門で特選を授与されました。
また学童の部では福田真夕さんが全日本書道連盟奨励賞を受賞しました。
表彰式の後、会場入口で埼玉県連合会の参加会員全員で記念撮影を行い会場を後にしました。
その後、京都の町に向かいましたが、季節外れの暖かさでコロナも少し落ち着き海外からの観光客も多く、賑わいが戻ってきているようでした。
そんな中、私たちがまず向かったのは豪華絢爛な社殿と左近の桜、右近の橘で有名な平安神宮、次に南禅寺をお参りし、有名な豆腐料理を堪能しました。
2日目はあいにくの雨でしたが、小野小町が晩年を過ごしたと言われる随身院では満開の梅がとてもきれいでした。
また三宝院庭園が有名な醍醐寺では五重塔と金堂を見学し、歴史の重みを感じつつ、名残惜しくも午前中には観光を終え、新幹線で京都を離れ、東京に戻ってきました。
短い日程ではありましたが、充実した研修と埼玉県連合会会員相互の親睦を図ることができ、大変楽しく有意義な研修旅行となりました。
末筆になりましたが、文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご活躍、ご健康を祈念しまして研修の報告とさせて頂きます。
眞山瑞恵記
大賞
準大賞
努力賞
準努力賞
奨励賞
準奨励賞
代々木文化学園賞
文化書道学会賞
審査員特別賞
団体賞