展示会後記

「第２回大和書友会書道展記」

　元号が変わって２か月余り、記念すべき令和元年の７月１３日、阿倍野市民学習センターにて第２回大和書友会書道展を開催しました。

今年は梅雨明けが遅く、あいにくの雨でしたが、ご父兄の皆様をはじめ、沢山の方にご来場頂き、大変賑やかなものとなりました。

会場には、初代会長の西脇呉石先生の御遺墨や大和書友会前会長吉田清峰先生の御遺墨をはじめ、当会会長、会員、準会員の作品、そして学童の毛筆・硬筆の力作を展示させて頂きました。
午後から講堂にて行われた表彰式では、大畑桃園会長の臨書、暗書の講話に学童の皆さんは熱心に耳を傾けていました。その後、一人一人に賞状が授与され、受賞者代表の謝辞の間も熱心に聞いている学童の皆さんの様子に感心致しました。

そして表彰式の最後には、学童が机上揮毫を披露しました。今回も一組４人または５人で、四字熟語及び五字熟語を一人一文字ずつ揮毫しました。大勢の人が見守る中、緊張の面持ちながら皆が堂々と立派に書き上げ、出来上がった作品を掲げるたびに大きな拍手を頂くことが出来ました。この経験は子供達にとって貴重な思い出となったことと思います。

このように盛会のうちに書展を終えることが出来ましたのも、ご支援下さいました代々木文化学園、文化書道学会、その他お力添え下さいました皆様のお陰と会員一同、心より感謝申し上げます。

末筆になりましたが、全国誌友の皆様のご健勝をお祈り申し上げ、書展のご報告とさせて頂きます。

（阿部玉春記）