宮城県の名物である「仙台七夕」が賑わいを見せる最中、みやぎ書友会では書技の向上を図るべく、8月6日に錬成会を行いました。
前任の佐藤竹峰会長が名誉会長へ就任し、新会長の佐藤白慧会長、鈴木秀峰副会長をはじめ、会員10名、門下生1名が参加。
当書友会の新体制、初の錬成会ということもあり、評議員の千田篁甫先生夫妻をお招きして開催されました。
会場は旭ヶ丘老人憩いの家でしたが、連日の猛暑にもかかわらずエアコンが効かないというトラブルがあり、体力的にも精神的にも過酷な1日となりました。
そんな中でも暫くぶりの千田先生のご指導に皆、熱心に一文字一文字を目に焼き付けていました。
普段の作品添削は郵送かメールのため、直に揮毫される姿や自分たちの書く姿勢を見てもらえる機会は、改めて大切だと実感しました。
「筆を軽く持ち、紙に喰い込む線を書き、一文字の中に強弱をつけ、抑揚のある書を描く」何度も言われ、実践してきたつもりでいましたが、千田先生の揮毫を目の当たりにして、自分の未熟さを痛感すると共に目標と意欲が湧きました。
紙に汗が落ちる中、幸いにも熱中症になる方もなく無事に錬成会を終えることができました。
その後、場所を変え懇親会を行いました。
反省点や今後の課題などを皆で話し合い「今日の暑さは、この一杯のため」などと決まり文句を言い盛り上がりました。
書道を通じて人生が豊かになっていくことを実感致しました。
この度の錬成会という機会を頂き、大きな学びとなったことに心より感謝申し上げ、これからも日々精進してまいります。
本当にありがとうございました。
末筆で失礼ながら、文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健康を、みやぎ書友会会員一同心より祈念し錬成会のご報告とさせて頂きます。
鹿股漕泉記
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