ここロサンゼルスでも秋の気配が濃くなってきた11月5日、文化書道ベニス書道会ではベニス日系人会の小講堂で「秋の書道展」を開催しました。

ベニス書道会は1974年に大内田龍石先生により設立され、伊藤牧石先生、小笠原華石先生に引き継がれて指導を受けてきました。

今回の書道展では文化書道米国連合会及び華々書道会の協賛を得ることができ、100点以上に及ぶ毛筆作品とペン習字作品が集まり、本部の先生方の作品を中心に、初心者から有段者、学童からシニアまですべての会員の作品を展示しました。

吟道加州朗詠会の協賛も頂き、「富士山」を吟じると同時にその漢詩を草書体で書くという書道吟を披露することもできました。

会場にはたくさんの来訪者があり、予め準備をしておいた歓談エリアでは茶菓でおもてなしをし、来場されたお客様にはゆっくりと感想などお聞きすることができ、書道会の内外の交流の場ともなりました。

ベニス書道会はこのたび50周年を迎えます。

今回の経験と皆様のご意見を参考に是非次回の「五十周年記念書道展」を成功させたいと思います。

書道展の開催にあたりご協力を頂いた文化書道米国連合会、華々書道会、吟道加州朗詠会の皆様に心よりお礼を申し上げます。

末筆になりましたが、今回の書道展を開催できたのも文化書道学会の日ごろのご支援の賜物と感謝申し上げ、今後の益々のご発展をお祈り致します。

草野宏子記