梅の花が咲きほころぶ季節を迎えた2月11日、神奈川県連合会の錬成会を横浜市のフォーラム南太田で開催しました。
小柴鳳千会長の挨拶に始まり、講師としてお招きした本部審査員の雨宮紫洸先生のお話を聞きました。
台東区立書道博物館と東京国立博物館で生誕180年記念の呉昌硯展が開催されている事、今日の課題の和歌の色紙のコピーや、その作者である九条武子の資料なども見せて頂きました。また先生の作品も掲げられ、会員一同、見入っておりました。
午前中は各自、仮名条幅の作品に取り組み、書き上がると先生に添削して頂き、文字の配置、大小、太細、かすれ、起筆、終筆等、丁寧な指導をして下さいました。
午後からは3名の門下生も加わり17名で月刊誌、競書の随意ABCの課題に取り組み、一人一人が先生の添削を受ける事が出来ました。
午後3時から月刊誌「文化書道」2月号巻頭の条幅と半截かなの部の課題を壁面に掲示し、雨宮先生にご講評を頂きました。
仮名の条幅を取り上げるのは月例会でも少ないので今回は大変勉強になり、皆、尚一層の励みになった事と思います。
講評後は質問の時間が設けられ、多くの疑問、質問にも先生は熱心にお答え頂き、会員一同、心より感謝致しております。
末筆ながら文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝を祈念致しまして錬成会の報告とさせて頂きます。
澁谷琇扇記
大賞
準大賞
努力賞
準努力賞
奨励賞
準奨励賞
代々木文化学園賞
文化書道学会賞
審査員特別賞
団体賞