各地イベントのお知らせ 2025.02.06

南関東連合会錬成会記

朝晩の冷え込みを日に日に感じる季節となりました。
私共、南関東連合会では毎月の研究会に加え、書技向上の場として例年錬成会を開催しております。
かつては箱根にて1泊で親睦を兼ねたものでしたが、コロナ禍を経て以降は1日行程で年2回の開催としてまいりました。

1回目の錬成会は、連日の酷暑に見舞われていた8月26日、横浜市瀬谷区民センターあじさいプラザに於いて、13名の参加の下で開催されました。
天井も高く広い会場で、大作の展示、鑑賞にも十分。机を2台ずつ合わせて、会員皆が半截や大作の自習に励むことができました。
持ち寄る作品は京都展への出品作品が多数でしたが、中には七段検定に挑む会員の作品もあり、壁面は大変に賑やかとなりました。

今回もご指導を仰いだのは、本部審査員で当会会長の村山正桂先生です。
先生は全ての作品を細部に至るまで丁寧にご指導下さり、会員も先生の一言一句をも逃すまいと耳を澄ましペンを走らせるなど、会場は熱気に溢れておりました。
また、会員同士でも互いの作品に率直な感想を述べ合う様子や、紙や筆、工夫している点などの情報交換を行う様子もあちこちに見受けられました。

その後は、昼食や休憩での和気藹々のひとときをはさみながら、夕方5時近くまで指導と自習が続きました。
会員皆にとって、貴重な教えと切磋琢磨による新たな活力を得られた大変有意義な機会であったことと存じます。

2回目の錬成会は10月21日。当初予約していた施設が衆議院選挙の会場となった為、急遽大和市つきみ野学習センターに会場を移しての開催となりました。
8月の錬成会から約2ヶ月、試行錯誤を重ねて書き上げた作品を携えての参加者は12名。会場こそ少々手狭ではありましたが、皆で協力して作品を展示し、机も譲り合いながら、半紙での自習を致しました。
静まり返り緊張感漂う中、先生は順番に今一番の作品を選んで下さいました。
また、書き込む際の助言や励ましの言葉も頂戴できたことに、会員皆、締め切りまでのわずかな期間にも全力を尽くそうと意を新たにする機会にできたことと存じます。
その後の自習が終了したのは、早日が暮れようとする夕方4時頃。
皆で先生に心からのお礼を申し上げると共に、改めてお互いを励まし合いながらの散会となりました。

末筆となりましたが、文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝をお祈り申し上げ、錬成会のご報告とさせて頂きます。
百瀬祥琉記

全国で開催されます地域ごとの書道展及び開催後記や、各団体様の研修会報告日記等の掲載を募集しております。

掲載を希望される方は、コチラをクリックしてお知らせいただくか、下記メールアドレスよりお問い合わせ下さい。

yoyogi@bunkashodo.co.jp

大賞

準大賞

努力賞

準努力賞

奨励賞

準奨励賞

代々木文化学園賞

文化書道学会賞

審査員特別賞

団体賞