*第三十一回公募文化書道愛知友心会書道展は開催者の意向で開催の事前告知を行っておりませんでしたが、開催後に開催報告を頂く事が出来ましたのでここに掲載いたします。
猛暑で長い夏がやっと終わり、秋が色濃くなってきた11月27日から12月1日までの5日間、刈谷市美術館に於いて第31回公募文化書道愛知友心会書道展を開催しました。
前日の11月26日午前10時より全会員で作品の飾り付けをしました。
会場正面に西脇呉石先生、西脇雲石先生、西脇韻石先生の御遺墨、評議員の久保田溪岳先生、小野春水先生の格調高い作品を中心に会員、門下生の漢字や仮名の半截、茶掛、篆刻の作品を囲むように飾りました。
左側には学童高学年の力強い半紙三枚つなぎの仮巻を、右側には素直で元気のよい低学年の八つ切りサイズの毛筆作品、丁寧に書かれた小学生の硬筆作品を展示しました。
その後、展示場にて写真撮影をし、この日は解散しました。
翌日27日午前9時よりの書道展には散歩の途中で寄られた近所の方、学校帰りにお母さんと観に来られた方、久しぶりに会う知人の方々、また土曜、日曜日には家族で来場されて談笑したり、作品の前で写真を撮る等の光景も見られました。
展示期間が長く、平日の観覧者を心配していましたが、連日多くの方々に観て頂き安堵しました。
この方々が書道に興味を持って頂けると嬉しく思います。
お客様の中には、久しぶりに学童の毛筆作品を観て「素直で一所懸命さが伝わり、とても良かった」と話された方がいました。
大人になるとより良く見せようと考え、作ってしまいますが、もっと真摯な姿勢で向き合う事が大切と気付かされました。
12月1日、昼食後、会員で会場の片づけをし、書道展は終了となりました。
末筆となりましたが、当書道展の開催にあたり御支援を賜りました文化書道学会の本部諸先生並びに関係行政等の皆様に心より感謝と御礼を申し上げますと共に、皆様方の御健康と文化書道学会の益々の御発展を祈念し書道展の報告とさせて頂きます。
近藤麗記
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