全国誌友の皆様のご来観をお待ち申し上げます。
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「第62回文化書道関西展記」
新元号の令和が始まり、新たな時代の幕開けとなった風薫る5月 4日、大阪市中央区にあるヴィアーレ大阪において、第62回文化書道関西展が開催されました。
会場には初代会長の西脇呉石先生をはじめ二代会長の西脇雲石先生、三代会長の西脇韻石先生の御遺墨を中心に、本部審査員の諸先生方の玉作が飾られ、書道展に重厚さと華やかさを添えて頂きました。
本書道展では会員及び準会員の条幅作品が43点、学童作品411点、南画作品9点、小作品55点が展示されました。小作品では早くも令和にちなんだものや百人一首等、趣向を凝らした作品が数多く取り入れられ、会場がとても良い雰囲気になりました。
午後からは各連合会の先生方に御臨席を賜り、表彰式が行われました。中西翠景副会長の開会の辞に始まり、御来賓の諸先生方の紹介の後、山本慶州会長より受賞者への心温まるお祝いの言葉と、来場の皆様への挨拶がありました。
次に兵庫県連合会会長の岩瀬明石先生より、学ぶ事と習う事の大切さを教えて頂き「美しい字は一生の宝となるので、一生懸命学んで下さい」との御祝辞を頂戴しました。
祝電披露の後、賞状授与に移り、受賞者一人一人に賞状が手渡され、一般の部を代表して私が、学童の部を代表して翠洸書院の山本美咲さんが、それぞれ謝辞を述べさせて頂きました。
二村静州副会長の閉会の辞で表彰式は滞りなく終了しました。
末筆ながら本書道展開催に当たり御支援賜りました本部並びに各連合会の先生方に心より御礼申し上げますと共に、文化書道学会の益々の御発展と誌友の皆様の御健筆をお祈り致しまして、書道展の報告とさせて頂きます。
(和田秀華記)