樹々が艶やかに紅葉し、穏やかな陽気に包まれた11月23日、信貴山千手院にて筆供養が行われ、関西連盟から直井松園会長をはじめ10名が参加させて頂きました。
千手院ではコロナ感染対策として密を避けてのご配慮の下、筆塚前に持参した筆をお祀りし、3名のご導師様にご祈祷して頂いた後、千手院境内にてご導師様のお導きにより、燃え盛る炎の中に筆を投げ入れ、お焚き上げして頂きました。
参拝者は焚き上げの煙とご導師様の念を一身に受け、お世話になった筆に感謝の意を捧げつつ、書技の上達のため一層の精進を誓うと共に、これまで千手院での筆供養等の連盟行事を取りまとめてこられた生駒翠径副会長の急逝を悼み、先生のご冥福をお祈りしました。
コロナ禍の心許ない年の瀬となりましたが、自粛に努めつつも前向きな気持ちで、希望を持って新しい年を迎えたいと願っております。
最後に文化書道学会の益々のご発展と誌友の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げ、筆供養の報告とさせて頂きます。
(前田翠峰記)
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